【土木工事会社】正直ビビることもある!それでも…お客さまの期待値を越えていきたい!

土木工事会社OPEN

お客様ファースト!どのような困りごとにも真摯に対応する東京都大田区の土木工事会社OPENです。

OPENは2014年の設立からもうすぐ10年目を迎えようとしています。
土木工事会社であるOPENの社長、三浦の出身は左官業。
「自分たちは土木業界では後発だから」と、常に謙虚な姿勢でどのような困りごとにも真摯に対応してきたおかげで、今では社員約15名を抱えるほどの土木工事会社に成長しました!

しかし現状には甘んじず、技術とサービスの質の向上、社内環境の整備、事業内容の拡大など、さらなる高みを目指して今もなお挑戦を続けています。

そこで今回は、「OPENの向かう先」を社長の三浦にズバッと聞いてみました!

資材置き場にそろそろ行ってみようかな

三浦
これまでに何回か取材してもらった例の資材置き場、そろそろもう一回行こうかなって思ってるんだよね。様子を見に。

引き渡してから数ヶ月経っているから、変化が出てるかもしれないなと思って。一部は砕石のままにしてあるし、あれだけ課題があった現場だったからお客さんの方でも要望が出てるかもしれないから。

 

インタビュアー
あの資材置き場ですか!
もともと農地で水分が多すぎて、ユンボが埋まった…(笑)

そこにアクセスしていくってなかなかの勇気ですよね!!ドキドキ…

三浦
うん、あそこは胃が痛くなる現場だったからね。工事中は毎晩眠れなかったもん。これ本当に。(笑)気になって起きちゃうんだよ。

施工も伝えることはしっかり伝えて対応してきたし、正々堂々やったけれど。
でも、やっぱり自分も心のどこかに引っかかって気になってるんだと思うんだ。

そういうことほど、正面から向き合って行くべきだよね。

あれだけ収めるのが大変な現場だったから、行ったら絶対に何か言われるに決まってる。一般的には作って「引き渡したらおしまい」だと思うけれど、真摯にお客さまに寄り添うなら、アフターフォローは絶対必要だよ、僕たちの仕事って。

土木工事会社OPEN

正直怖いけど!(笑)
でもそこがうちの強みだって言えるようになっていきたいし、お客さんが困っていることも想像できる。

インタビュアー
三浦さん、心から共感します!そうですよね。
お客さんの目線に立って考えると、それってめちゃくちゃ嬉しいですよ。気にかけてくれてるんだって。

「え!そっちから来てくれた!?驚」ってなるんじゃないですかね(笑)わたしだったらそう思います!

後発ゆえの苦悩と葛藤。頭一つ抜けるためにとにかくサービスの質を上げる

三浦
OPENは土木工事会社としては後発だし、会社規模も技術力も自分たちよりも上を行っているところが山ほどあるわけだから、他社と差別化をはかっていく、頭一つ抜けるためにも、とことんやってあげないと!

土木って地面の仕事だから、蓋を開けてみないとわからないことって多々あるんだよね。こっちもプロだから、ある程度は経験則で取り掛かるけど、「おっと、こうきたか!」みたいなことってよくあるもん。

もちろん仕事を受ける時点で考え得る事態は全て伝えているけど、それすらも現実は超えてくるからね。もう、本当に未知だよ。だから、どっちが悪いとかではなく、想定外のことが起こってもしょうがない部分ではあるんだよね。

だからといって、「こうなってしまうのはしょうがないことです。」って言えないじゃん、こっちはプロだから。少なくとも自分たちがやった現場に対しては、最後までケアしようと思っている。

インタビュアー
それに、これだけのプロジェクトを、お客さんと共通認識を持ちながら進めていくって相当大変なことだと思います。
一方はプロで、お客さんは土木のことはあまり詳しくわからない。

そういう人にもわかるように、
「こういう理由で、こういう施工にします。リスクはこういうことは多少考えられます!でも費用はぐんと抑えられます!」
って適宜伝えていても、お客さんが本当は理解しきれていなかった、とか。
こちらもそれに気が付けなかった、とか。

三浦さんのおっしゃる通り、プロの提案としてこうやっては見たものの、実際には想像以上のことが現場で発覚してしまった…とか。

もうそれの繰り返しじゃないですか!

よくわかります!だからそうやって苦労してやっと収めたぞー!ってなった現場にまたコンタクトしてどうですか?って聞くって、まじ勇者ですよ!

そんな会社があったら、相当レベル高いって感じます。実際、施工・管理、どちらもレベルが高くないとできないでしょうし!

好条件・高待遇の現場に甘んじず、自らでハードルをあげるストイックさ

インタビュアー
三浦さん、本当に熱いなぁ。いつまでも半袖だし…。
三浦
半袖は関係ないでしょ…。熱いって言うか、本当に僕たちは恵まれた環境でやらせてもらっているんだなって、最近改めて実感しているところでさ。
ありがたい現場が多くなってきて。

工期ビチビチに追われるわけでなく、こちらが提示する適正金額で納得してくださっているし。

当たり前って思うかもしれないけれど、建設業界では簡単じゃないんだ。だから、「こんなに恵まれているんだから、僕たちまだまだやれるよな!?」って考えてる。

インタビュアー
昔は違ったんですか?
三浦
現場の予算が厳しいと、こちらも薄利多売であちこちの現場を回って、一つ一つ丁寧にできるかといったらそこまで配慮しきれないよというのが正直な声。

本心では気の利いたことやってあげたい!
でもそこまでできない!(泣)という状況。

創業してまもなくはそうやって沢山案件を抱えながら「なんとか回して」という感じだったけれど、それを経験しているから今はめちゃくちゃ恵まれているなって心から思う。

時間にも心にも余裕を持って仕事しているし、取り決めているレベルまで当然仕事をしっかりやっている。

だからこそ、例えば3時頃に終わって「今日は楽だったね、もう終わっちゃったね、ラッキー」って帰っていたらだめだと思うんだよね!

インタビュアー
と…言いますと?
三浦
余力があるのに、「取り決めではここまでだから、ここまででいいや」って言うのは、悪いとはいわないけれど、もっとできることあるよなぁという感じがして……。

土木の仕事ってどこまででもやろうと思えばやれるから、施工のクオリティを上げることもそうだし、お客さまとのコミュニケーションをもっと強化してもいいし、とにかくいろいろできるんだよね。

だから、「楽だな」「恵まれているな」で終わらせないで、その先を追求して行きたいと思っているんだ。

インタビュアー
三浦さん、それって自発的に相手のことを考えないとできないことですし、素晴らしいですね!

普通はみんな「楽して稼ぎたい」、何だったら「サボりたい」って思ってますよ。でも、三浦さんはそう思っていても社員の方々が同じように思ってくれるのかな。私が社員だったら、普通に3時に終わったらラッキーって思っちゃうもん。

三浦
みんなに伝え続けて意識を変えていくのはやり続けないといけないと思う。

でもそこはもう、ポリシーを貫き通すよ。言われたことだけをやって満足するような会社じゃないよね、うちは!って。

インタビュアー
おー。
建設業界でそこに付いてきてくれる人たちがここに集まっているっていうことがまずステキです!!

業務範囲を絶賛拡大中!地質調査から工事まで一気通貫。いずれは設計も視野に?!

インタビュアー
そういえば、OPENでは地質調査もやってますよね。
三浦
そう、去年の夏に株式会社土木管理総合試験所のFC千葉店っていう名目で、正式に地質調査を業務としてやりはじめたよ。

やっぱり、土木の仕事ってその土地の性質と密接だからね。最初に話した資材置き場もそうだけど、蓋を開けてみたらびっくり!みたいなこともあるし、土木会社として地面のことなら何でも解決してあげたいんだよね。

今のOPENは調査と工事がセットでできるような体制になっているから、お客さまにとっては工期面でも費用面でもメリットは大きいんじゃないかな。

それに調査と工事を別々の会社に頼むと、やりとりする相手が多くなって、それだけコミュニケーションの負担も増えるよね。だから、1社で両方できるのは本当にいいと思う。

そして、将来的には設計も自社でやりたいと思っている。

それができるようになれば完璧だよね。調査〜設計〜施工、そしてアフターケアも。

そこまでやって初めて、「俺たち満足のいくサービスを提供できている!」って実感できるんじゃないかな。

インタビュアー
うわあ、夢が広がりますね!

発信することの大切さ。社長の脳内を全開放せよ!

インタビュアー
でも、OPENは本当にオープンですよね(笑)。
三浦さんがこのブログやYouTubeで思ったことをどんどん発信しているので、「どんな会社なのか」、あるいは「社長が何を考えているのか」などなどがすごくわかります。
三浦
そう思ってくれて嬉しいよ。発信しているのは自分にプレッシャーをかける意味もあるんだ。だって、大口叩いて、何一つ実行されてなかったらかっこ悪いじゃん。

ビジョンは実現してなんぼだから、言うだけなら誰だってできるよね。だから公約っていうか、俺の場合は有言実行なの。

インタビュアー
その考え、大事ですよね!
個人的に話すと沢山アイディアや良い話がでてくるのに、なかなか社員さんたちに共有できていないっていう状況って…超あるあるなんで!

社長だけが悶々と考えていても、それをちゃんと周囲に知らせないとダメですよ!

考えて時間が立つと忘れてしまいますし、そうするとまた次考える時に振り出しに戻って「あれ?どうだったっけな」からスタートすることになってしまいます。

三浦
そうなんだよね。口に出すって大事!

発信していると情報がお客さんに届くだけではなく、同じような考えを持った仲間も集まるしね。

採用もそうだし、協力業者とかも自然と集まってくるんだよ。

建設業の社長って、面倒くさがりだったり口下手だったりするけど、その辺を周りが引き出して、言語化して、こうやってWEBとかに載せればいいんじゃないかな。

効果絶大だよ……というわけで、これからもどんどん取材してね(笑)大歓迎だよ。

インタビュアー
喜んで!

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