「めっちゃうまい」「彼は本物」……同僚からの絶大な支持を集める“神”職人、遠藤に最新の現場のことを聞いちゃいました!

お客様ファースト!どのような困りごとにも真摯に対応する東京都大田区の土木工事会社OPENです。

今回はOPENが誇る超一流の舗装職人、遠藤に最新の現場について直撃取材しました。

同僚だけではなく、社長である三浦も一目置く実力派・遠藤は、日々何を思って現場と対峙しているのか?

三浦のインタビューも含めて忖度ゼロでご紹介します!

▽動画で見たい方はこちら▽

水勾配を制するものは舗装を制す?!

インタビュアー
広い現場ですね!ここは何になる予定ですか?
遠藤
ここは運送会社の駐車場予定地ですね。
倉庫や資材置き場ではなく、乗用車用の駐車場だから、そこまでの荷重はかからないと思いますよ。

インタビュアー
今、工事はどのくらいの進行度合いですか?
遠藤
今は採石を敷いています。ほとんど終わったかな。
使っている材料はRC40っていう再生砕石になりますね。この材料は建築廃材などを砕いた再生材料なので、環境にも優しいものです。
しかもリサイクルだから価格も抑え気味で、道路や駐車場の路盤によく使われていますよ。
このRC40を規定の高さにならしてから形成していく感じです。
インタビュアー
これだけ面積が広いと大変そうです! ところで規定の高さはどうやって決まるのですか?
遠藤
絶対的な基準があるわけではなく、お客さまの希望で決めていきます。
高さは敷地内の全てが同じということではなく、水勾配をつけるので一様ではないですね。
周囲をブロックに囲まれているので、ブロックの頭部分を地面からどれくらい出すのかを最初に決めてから採石の高さを決めて、さらに水勾配を決めていきます。

インタビュアー
今回はどのような計画で水勾配をつけたのですか?
遠藤
今回は四隅から入り口に向かって水が流れるように勾配をつけました。入り口から一番遠い角が一番高いということになりますね。
そこから真っ直ぐに入り口に向かえばいいのだけど、計画通りに行くとは限らないのでテストをしてから微調整していきます。
知識と経験で「こうなるかな」って思ってやっていますが、条件が全く同じというケースはないので、決して過信しないようにして毎回現場ごとに最善の方法を考えています。

感覚は経験によって養われる

インタビュアー
この現場は最終的にどのような形で引き渡すのですか?
遠藤
ここは駐車場だから、舗装仕上げまではしなくて採石の状態で引き渡しますよ。
だから平らにする時も、それが最終形になるわけだから均一にきれいに仕上げないとですね。
インタビュアー
土木工事は現場が広いので、均一にするのも大変ですよね。
見ているのとやるのとでは違うかと思うのですが、コツのようなものはあるのですか?
遠藤
コツというより感覚的なものが大きいかな。

ブルドーザーを使って平らにしていくわけだけど、機械を手足の延長のように扱って、今どこにどのような力が加わっているのかとか、どれくらい平らになってきたかとか、そういうことが感覚的にわかるようにならないと、きれいな仕上がりにはならないですよね。

言葉にするのが難しいけれど、職人の技術力って理屈じゃなくて感覚的な部分は大きいと思うね。

インタビュアー
なるほど。では感覚というのは、どのようにして身につくのでしょうか。
遠藤
これもまた難しい話だけど、経験によるところが大きいんじゃないないかな。

もちろん、熱心に練習して、努力によって多少は身につけるのが早くなることもあるけれど、ある程度の経験を積まないと“感覚”は養われないのかもしれません。

たくさん現場を経験して、それで少しずつわかってくる部分は大きいと思いますよ。

また、逆にいくら経験を積んでもわからないことも多々あります。上物をつくる建築工事と違って土木工事は現場が屋外だから自然との戦いですよね。

駐車場は地面を平らにするだけと思うかもしれないけれど、これが結構奥深いんですよ。

元々の土地の性質を調べてから上に敷く砕石などを決めて、水たまりができないようにしないといけない。

勾配をつけて水を逃すか、透過性の高い材料を使って地面に浸透させるかのどちらかなんだけど、予算やお客さまの希望を踏まえて、さらにプロとしての冷静な判断で最善の方法を見つけていきます。

時としてうまくいかないこともあるけれど、トライアンドエラーで納得のいくまで何回もやり直しをしています。

自然は読めないから毎回条件が違うのは当たり前。毎回新鮮な気持ちで現場に対峙しています。

何年やっても技術の向上には終わりがないから面白いですよね。

機械と人間、どっちが“いい仕事”をする?

インタビュアー
ところで、土木工事にもICTの波が押し寄せていますね。
土木工事の現場ではICT建設機械の活用が進んでいるようですが、遠藤さんはその辺についてどう思いますか?
遠藤
賛成とか反対とかではなく、機械は一長一短だから、うまくやることを住み分けて取り入れていけばいいと思っていますよ。

例えばICTブルドーザーなんかは自動制御で全部やってくれるから、楽。ラクはラクなんだけど、どうしても細かい部分の仕上がりや収め方が甘いよね。そこは人間がやったほうがきれいなのは確かかな。

そして意外かもしれないけれど、スピードに関しても人間の方が早い。逆と思うかもしれないけれど、本当にそうなんだよね。

結局、ICT建設機械を扱うのは人だから、機械に対しての知識がないと使いこなせないと思いますよ。

機械にいい仕事をして欲しかったら、それ以上に自分がいい仕事をする人にならないといけないんじゃないかな。

機械を扱うにも知識と経験が必要だから、自分の技術を補うための代わりと考えるではなく、都合よくいいとこ取りをすればいいんじゃないかな。

インタビュアー
遠藤さんが言うと説得力ありますね! 機械と人間は比べるものでもないのですね。今日はありがとうございました。

特別インタビュー:三浦社長から見た遠藤とは?

インタビュアー
さて、ここからは番外編です。なんと、OPENの社長、三浦がどうしても自らの口から遠藤さんについて語りたいそうで……番外編として特別に登場していただきました!
同僚だけではなく三浦社長も虜にする遠藤の魅力とは?!
インタビュアー
遠藤さんの凄さは方々からお聞きしていますが、三浦社長も“遠藤さん推し“の一人なんですか?
三浦
あの人はヤバいよ。めっちゃプロ。マジでプロ。上手いだけではなく、深いんだよね。いろいろなことをすごく考えて、わけがわかっててやっている感じ。

インタビュアー
おお、それは意外と三浦さんと感性が近いのでは?
三浦
やっぱりそう思う? 俺って意外とロジカルに考えるでしょ。
例えばうまくいかなかった現場があったとしても、「どうしてこうなってしまったんだろう」「何が原因だったんだろう」ってとことん考える。

職人の中には「なんでかわからないけれど、こうなっちゃいました」って原因を探らない人もいるけれど、そういうのはイヤなんだよね。
失敗から学ぶことはたくさんあるのに、そのチャンスを活かさないのは怠慢だよ。

インタビュアー
で、遠藤さんはとことん探るタイプなんですね。
三浦
そう。俺とフィーリングが一緒だと思っている。

彼は理論整然と話ができる人だから、一緒に仕事をしていて楽しいよ。

実際に舗装や造成の仕事をすごい数こなしてきた人だから、経験値が半端ないよね。知識と経験と洞察力、それらにプラスして技術力があるから本物だよ。

インタビュアー
遠藤さんの凄いところを具体的に教えてください。
三浦
目視でレベルを見て、それでつくれちゃうところかな。パッと見て、いろいろとわかってしまうんだろうね。AIよりも優れているよ。

この前、ICTプルドーザーでやった現場と遠藤さんがやった現場を見比べてみたけれど、遠藤さんの現場の方がきれいだったな(笑)。

ブルドーザーでガーっとやっているだけなんだけど、きっと他の人がやるのとでは全然違うんだよね。凄いよ。

インタビュアー
遠藤さんとは今後どのような関係でお仕事をしていきますか?
三浦
遠藤さんがOPENで仕事をするようになったのは1年前くらいなんだけど、しばらくはお互いを理解する期間みたいな感じで、関係性を特に決めていなかったんだよね。

でも、ようやく最近、正式に社員として一緒にやっていくことになったよ。

あれだけ実力のある人だから、協力会社(一人親方)として組むこともできたけど、社員として一緒に発展していこうとなったから楽しみにしているんだ。

遠藤さんの存在は他の人の刺激にもなっているから、これからもどんどん遠藤さんの凄いところは伝えていこうと思っているよ。

インタビュアー
社長の“遠藤さん推し”、すごく伝わりました! ますます魅力的で働きがいのあるOPENになりますね。今後の展開を楽しみにしています。

気軽なご質問やご相談から、歓迎しています♪

ぜひ他の記事や、動画もご覧ください!OPENで働く人の人柄が、少し垣間見れるかと思います(^^)

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