「めっちゃうまい」「彼は本物」……同僚からの絶大な支持を集める“神”職人、遠藤に最新の現場のことを聞いちゃいました!
お客様ファースト!どのような困りごとにも真摯に対応する東京都大田区の土木工事会社OPENです。
今回はOPENが誇る超一流の舗装職人、遠藤に最新の現場について直撃取材しました。
同僚だけではなく、社長である三浦も一目置く実力派・遠藤は、日々何を思って現場と対峙しているのか?
三浦のインタビューも含めて忖度ゼロでご紹介します!
水勾配を制するものは舗装を制す?!
倉庫や資材置き場ではなく、乗用車用の駐車場だから、そこまでの荷重はかからないと思いますよ。
使っている材料はRC40っていう再生砕石になりますね。この材料は建築廃材などを砕いた再生材料なので、環境にも優しいものです。
しかもリサイクルだから価格も抑え気味で、道路や駐車場の路盤によく使われていますよ。
このRC40を規定の高さにならしてから形成していく感じです。
高さは敷地内の全てが同じということではなく、水勾配をつけるので一様ではないですね。
周囲をブロックに囲まれているので、ブロックの頭部分を地面からどれくらい出すのかを最初に決めてから採石の高さを決めて、さらに水勾配を決めていきます。
そこから真っ直ぐに入り口に向かえばいいのだけど、計画通りに行くとは限らないのでテストをしてから微調整していきます。
知識と経験で「こうなるかな」って思ってやっていますが、条件が全く同じというケースはないので、決して過信しないようにして毎回現場ごとに最善の方法を考えています。
感覚は経験によって養われる
だから平らにする時も、それが最終形になるわけだから均一にきれいに仕上げないとですね。
見ているのとやるのとでは違うかと思うのですが、コツのようなものはあるのですか?
ブルドーザーを使って平らにしていくわけだけど、機械を手足の延長のように扱って、今どこにどのような力が加わっているのかとか、どれくらい平らになってきたかとか、そういうことが感覚的にわかるようにならないと、きれいな仕上がりにはならないですよね。
言葉にするのが難しいけれど、職人の技術力って理屈じゃなくて感覚的な部分は大きいと思うね。
もちろん、熱心に練習して、努力によって多少は身につけるのが早くなることもあるけれど、ある程度の経験を積まないと“感覚”は養われないのかもしれません。
たくさん現場を経験して、それで少しずつわかってくる部分は大きいと思いますよ。
また、逆にいくら経験を積んでもわからないことも多々あります。上物をつくる建築工事と違って土木工事は現場が屋外だから自然との戦いですよね。
駐車場は地面を平らにするだけと思うかもしれないけれど、これが結構奥深いんですよ。
元々の土地の性質を調べてから上に敷く砕石などを決めて、水たまりができないようにしないといけない。
勾配をつけて水を逃すか、透過性の高い材料を使って地面に浸透させるかのどちらかなんだけど、予算やお客さまの希望を踏まえて、さらにプロとしての冷静な判断で最善の方法を見つけていきます。
時としてうまくいかないこともあるけれど、トライアンドエラーで納得のいくまで何回もやり直しをしています。
自然は読めないから毎回条件が違うのは当たり前。毎回新鮮な気持ちで現場に対峙しています。
何年やっても技術の向上には終わりがないから面白いですよね。
機械と人間、どっちが“いい仕事”をする?
土木工事の現場ではICT建設機械の活用が進んでいるようですが、遠藤さんはその辺についてどう思いますか?
例えばICTブルドーザーなんかは自動制御で全部やってくれるから、楽。ラクはラクなんだけど、どうしても細かい部分の仕上がりや収め方が甘いよね。そこは人間がやったほうがきれいなのは確かかな。
そして意外かもしれないけれど、スピードに関しても人間の方が早い。逆と思うかもしれないけれど、本当にそうなんだよね。
結局、ICT建設機械を扱うのは人だから、機械に対しての知識がないと使いこなせないと思いますよ。
機械にいい仕事をして欲しかったら、それ以上に自分がいい仕事をする人にならないといけないんじゃないかな。
機械を扱うにも知識と経験が必要だから、自分の技術を補うための代わりと考えるではなく、都合よくいいとこ取りをすればいいんじゃないかな。
特別インタビュー:三浦社長から見た遠藤とは?
同僚だけではなく三浦社長も虜にする遠藤の魅力とは?!
例えばうまくいかなかった現場があったとしても、「どうしてこうなってしまったんだろう」「何が原因だったんだろう」ってとことん考える。
職人の中には「なんでかわからないけれど、こうなっちゃいました」って原因を探らない人もいるけれど、そういうのはイヤなんだよね。
失敗から学ぶことはたくさんあるのに、そのチャンスを活かさないのは怠慢だよ。
彼は理論整然と話ができる人だから、一緒に仕事をしていて楽しいよ。
実際に舗装や造成の仕事をすごい数こなしてきた人だから、経験値が半端ないよね。知識と経験と洞察力、それらにプラスして技術力があるから本物だよ。
この前、ICTプルドーザーでやった現場と遠藤さんがやった現場を見比べてみたけれど、遠藤さんの現場の方がきれいだったな(笑)。
ブルドーザーでガーっとやっているだけなんだけど、きっと他の人がやるのとでは全然違うんだよね。凄いよ。
でも、ようやく最近、正式に社員として一緒にやっていくことになったよ。
あれだけ実力のある人だから、協力会社(一人親方)として組むこともできたけど、社員として一緒に発展していこうとなったから楽しみにしているんだ。
遠藤さんの存在は他の人の刺激にもなっているから、これからもどんどん遠藤さんの凄いところは伝えていこうと思っているよ。
気軽なご質問やご相談から、歓迎しています♪
ぜひ他の記事や、動画もご覧ください!OPENで働く人の人柄が、少し垣間見れるかと思います(^^)
LINEからもお問い合わせ可能ですので、ぜひお気軽に弊社へご相談ください。