土木工事会社として、後発のOPENが目指す姿。
株式会社OPENは主に関東近郊における、かゆいところに手が届く土木工事会社です。
造成工事、外構工事、舗装工事、水道施設工事など、幅広い実績があります。
単に工事を行うだけでなく、土木工事のエキスパートを目指し、「土木管理総合試験所」(リンク:https://www.dksiken.co.jp/)と提携し土質試験や土壌分析への対応もスタートしました。
土木工事の範囲ならば一通りの工事に対応できることを目指し、しつこいくらいに考える姿勢を大事にしながら日々の業務にあたっています。
社員のバックグラウンドはさまざまで、ベテランと呼べるスタッフから業界未経験で入社したスタッフまで多種多様です。
それぞれの経験や得意分野を活かした結束力のあるチームワークを活かし、さまざまな工事内容に対応しています。
今回は土木工事会社として、OPENはどのような存在でありたいか、どういった役割を担っていきたいかについて代表の三浦が語ります。
土木工事会社として目指す姿!
【1】他業種から土木工事に来たからこそ感じたこと
回り道をしてきたからこそ
私は10代から建設業に携わってきましたが、ずっと土木工事をやってきたわけではありません。
重量鳶、左官を経て土木の世界に入りました。
土木工事は、人脈・コネクションがとても大事な業界なので、後発で参入したことで苦労することもあります。
チャレンジしたい分野に直接知り合いがいない場合には、いろいろ調べたり、繋がりを辿ったりしながらアプローチしてきました。
基本的になんでも「やらせてください」とお願いしながら仕事をいただいてきました。
手探りながらそうして仕事をいただいてきて、感じたのは…
他業種から来たからこそ、少し異なる価値観を持っているかもしれない
ということです。
灯台下暗しということわざがありますが、自分のことって意外と見えていないことって多いですよね。
外から見えるから気が付けること、感じられることも多く、それは私にとって良かったと実感する場面が沢山あります。
仕事の内容によって、考え方やスタンスは違うものですが、職人の視点だけでなく、物事をあらゆる角度から見てみると、さまざまなアイディアが浮かんできます。
それと同時に、お客様の立場で考えることを忘れないように努めています。
土木工事業界の未来は明るい!
実際に土木工事会社を立ち上げ、この業界の未来はとても明るいと感じました。
ずっと土木工事をやってきている人に「メチャクチャ良い仕事ですよね、未来があって」と言うと不思議がられることがあります。「え!?」という反応が返ってきたりして、もしかしたら気が付いていらっしゃらないのかもしれないと思いました。
私から見える土木の世界は、とてもキラキラしています。
まさに生活インフラを支えるために必要ですし、需要も他業種と比較して安定しています。
また高度成長期に造られた建造物の老朽化のメンテナンスがあります。
専門家になっていくために、土質試験もスタートしました。
土木工事会社としては短いですが、反対に土木工事の素晴らしさは少しずつ理解しているつもりですし、感じています。
後発で参入した私の立ち位置を活かし、その素晴らしさを業界の内外に、伝えていくことができるのではないかと思っています!
土木工事会社として目指す姿!
【2】土木工事は…本当はこんなにスゴイ仕事!
管工事で見えた、現場のレベルの高さ
管工事(水道施設工事)にも携ってきました。
衝撃を受けたのは、現場の人々のレベルが段違いに高いということです。
それを目の当たりにし、過去に携わった仕事のなかで、一番興奮したかもしれません。
決して大袈裟に言っているつもりはなく、分かっている人ならば納得してくれるはずです。
公道の掘削は交通を止めて行い、制限時間がきっちり決まっています。これは絶対に守らなくてはなりません。
使う部材などの組み合わせがとても複合的な上に、バランスが取れていることが重要です。
「今日は失敗してしまった」「終わらなかった分は明日挽回すればいい」ということが絶対に通用しない工事なのです。
さらには実際に掘削してみないと地中の状態は分からないものです。
いざ掘ってみたら図面とは全く違う状態だった、なんてことはざらにあります。
そういった場合でも工事を中止するわけにはいかないので、予め想定していた内容とは別の対処法をその場で即座に判断して、時間までにきっちりと完了させなくてはならないのです。
これが毎日続くわけですから相当の緊張感がありよね。作業中は全く気を抜けないですし。
ところが、灯台下暗しで、現場の方々の技術の高さや、社会の中での価値に気が付いていなかったとすると…..
こんなに凄い仕事なのに、本当にもったいないと思います。
特に管工事は、決して労働環境が良いとは言えないですし、体力的にも相当キツイし、工事の内容も難しいという理由で、やりたがる人が少ないようです。
このまま放っておいたら…本当に作業員さんがいなくなってしまうかも知れません。
どんどん便利になっていく社会においても、無くてはならないものは基本的な生活インフラです。
これからどんどん老朽化が表面化していく全国各地の生活インフラを支えているのが土木工事なのです。
土木工事の明るい未来を創るために私たちができること、私たちがやらねばならないことがたくさんあるということです。
その一助に少しでもなれたらと、日々考えています。
土木工事をもっときちんと知ってもらいたい
土木工事をしている、特に職長さんはテレビで紹介してもらいたいくらい「プロ」です。プロフェッショナルの番組に出演してほしいくらいです。ピッタリじゃないでしょうか。
どういう仕事で、どういう技術があって、どういう手順を踏まないと作業を前に進められないか。不測の事態に対してどう立ち向かっているか、などを紹介して欲しいです!!
建設業の現場を「大変な仕事」というイメージだけで終わらせたくなくて。
「こんなにスゴい仕事なんだ」ということを社会に知ってもらいたい。
現在はテレビ以外にもたくさんの発信方法があるので、それらを上手に活用すれば啓蒙活動になるのではないでしょうか。
よく「将来就きたい職業ランキング」みたいなものがありますけれど、土木工事も子供たちが憧れる職業になるといいなと思っていますし、伝え方一つで、そのポテンシャルが十分過ぎるほどある業界だと思っています。
土木工事会社として目指す姿!
【3】ただ作業をするだけでなく「考えること」!
口酸っぱく言っているのは、とにかく考えること
工事会社が工事で終わらないためには「どれだけ考えるか」が鍵を握っていると思います。
土木工事会社として存在し続けるために危機感を持っているのは、「もう作業するだけじゃダメなんだ」ということです。
このことは常にスタッフにも伝えています。
考えることを止めてしまうと、自分たちの考える当たり前以上に可能性を拡げていくことができなくなってしまいます。
世の中が変わるのに、変化せず存在し続けることはできません。
ですから仕事においては人の何十倍も考えることが必要で、それによってチームが強くなり、そうしてやっと必要とされる存在になることができるのではないかと。自分に言い聞かせています。
私が土木工事に関わるようになったのは5年前くらいですが、それでも20年30年やってきた先輩たちと話をさせてもらえるのは(話が通じるのは)、考えることを続けてきたからだと思っています。
(もちろん分からないことも、まだまだ沢山ありますが!)
「考える」を会社の文化にして、歳を重ねても働けるように
現場でよく感じるのは、「どうする?」って人に聞くスタンスの職人さんがとても多いこと。
「じゃあ、次どうする?」とか「どうしたらいいですか?」ってすぐに聞いている。そういう職人さんたちは考えることを現場監督に全部預けてしまっているのです。
もちろん、相談しながら進めることは大切ですし、決定者が何人もいると現場の指揮系統が乱れてうまく仕事を前に進められなくなってしまいます。
でも、
一度自分の頭で考えてから質問するのと、何も考えずに聞くのとでは、身につく知識に大きな違いが表れると思っています。
工事って、たどり着きたいゴールは明確だと思うのです。
そのプロセスを紐解いて考えられる人が、「施工管理」や「監督」というプロデューサーのような役割です。
私たちが目指しているのは、そういう存在になっていくこと。
例えば、60歳を迎えて掘削作業をするシーンを思い浮かべてください。
体力的に、正直厳しくなってくると思います。
作業をする人が不安であると同時に、仕事をお願いする側も心配になる。もし事故や怪我があったらどうしようと。
ここを解決できるのは、「考える力」。
体力が衰えても、考える仕事はできます。
これからの時代においてとても大事な価値になっていくと思っています。
お互いにいつまでも一緒に仕事をしたいと思えるような関係がいいですよね。
OPENには経験ゼロで中途入社し、今では現場の先頭に立っているスタッフがいます。
言ってしまえば私自身もそうです。
土木工事を単に収入だけではなく、やりがいという面でもキラキラした魅力がある!と、そういう仕事だと伝えていきたいですね。
土木工事会社として目指す姿!
【4】土木工事は小さなことでもご相談ください!
OPENが扱っている土木工事の種類は、かなり幅が広いと思います。
建設業は土木工事会社だけでなく、全体的に専門工事に絞って営業している会社が大半だと思います。
土木工事の中も同じようになっています。
積極的にいろいろな仕事に携わっているのは、お客様にとって使い勝手の良い会社になりたいからという理由です。
一つのプロジェクトのなかで、舗装はA社、外構はB社と分割して発注するのはどうしても時間とお金がかかります。
例えば工場など、プラント関係の工事は特にそうだと思います。
また、マンションなどの大規模修繕の外部の工事もよくご相談をいただきます。
建物の外の部分はあと回しになりがちなのです。
元請け会社さんも土木工事のことには詳しくなく、土木工事会社とのコネクションを持っていなかったり、急に工事の相談ができる先が無くて困っている方々がいます。
そうした理由で「うちは外工事に関してはあまりやったことがなくて…」と、元請け会社さんが土木に苦手意識があったりするのです。
こういった場合には私たちがお引き受けすることで非常に喜んでいただけています。
実際に弊社が大規模修繕の外回り工事を担当させてもらって以降、元請けの会社さんが「うちは外回りの工事もできますよ」と自信を持って営業できるようになったとも聞いています。
OPENは「柔軟な対応力」と「できない理由を探すよりやってみる」を理念として掲げています。
ですから、土木工事全般で困っている場合は是非声をかけていただきたいと思います。
「発注先の選定に悩んでいる」「できるだけひとまとめに発注したい」など、どんな内容であっても最善の提案をさせていただきます。
技術の修練だけでなく、常に考える努力をしている会社だからこそ、お客様にとってのベストな仕事を約束いたします。
土木工事をキラキラさせるためには何と言ってもお客様の満足が不可欠です。
さらにそのために、OPENは抜群のチームワークで完璧な工事をし、キラキラ部隊になることを目指します!
土木工事で少しでも困っていることがあれば一度ご相談ください。
ご連絡をお待ちしています。