外国人社員が一人で現場を回す!土木工事会社

お客様ファースト!どのような困りごとにも真摯に対応する東京都大田区の土木工事会社OPENです。

昨今では企業に一定数の外国人社員がいるのは当たり前。コンビニや飲食店でも外国人に接客されることが当たり前になり、日本の労働環境はますますグローバル化が進んでいます。

建設業も例外ではありません。
建設現場では主にアジアからの技能実習生が多数活躍し、彼らは日々貪欲に技術を磨いていますし、技能実習生がさらなるスキルを身につけ”特定技能”となって働き続けることもあります。

そこで今回は、OPENで活躍する外国人社員にスポットをあてて、彼らの仕事っぷりや周囲からの評価などについてOPEN社長の三浦に語ってもらいました。知られざる外国人社員のリアルな様子が明らかになりますよ!

【外国人社員が土木工事で大活躍!】
「外国人社員は”普通に”いい仕事をする」その真意は?

インタビュアー
OPENでも数年前から外国人の社員さんが何人かいらっしゃいますよね。皆さんのお仕事っぷりはどんな感じですか?
三浦
”普通に”いい仕事しますよ(笑)
この”普通に”というのがポイントで、日本人でも”普通に”いい仕事をする人は実は少ないんですよね。
でも、彼らはそれができるんです。
インタビュアー
”普通に”って、どういうことですか?!
三浦
一度伝えたことをきちんと抜かりなく対応してくれるという意味です。
きびきび動くし、めんどくさそうにしたり手を抜いたりしません。細かい作業もできるし、重機にもダンプにもガンガン乗れます。
はっきり言って言葉の壁以外に、何一つとして日本人と比べても遜色ないと思います。
インタビュアー
それは…優秀な方々ですね!なるほど、普通の意味がわかりました。
三浦
それどころか、彼らは逆提案もしてくれます。
例えば現場を見に行った時にこっちが提案したものと違う収まりになってたりすることがあって、そんな時に「どうして?」って聞くと、「この場合はこうだから、こうした方がいいと思ってこうしました」みたいにこっちの提案を裏返したりします。
ちゃんと知識と経験を積み上げていて、合理的に考えてやってくれています。
インタビュアー
ひぇー、参っちゃいますね。
三浦
うん。はっきり言って日本人は負けています(笑)
それから、かゆいところに手が届くというか、言葉にはしないけど、ここまでやってくれたら嬉しいな……みたいなところもちゃんと抑えてくれるから嬉しいです。
インタビュアー
例えばどんなことでしょうか?
三浦
最後の清掃の時、こんな状態だからおそらくもう一回やってくれるんだろうな…って気にしていたら、「ここはもう一回やるんで大丈夫です!」って。
気にしていたことをわかってくれています。
外国人だからできないとか、そういうことは全くないですね。

【外国人社員が土木工事で大活躍!】
5年目、一人でガンガン現場を回すヒエンさん

インタビュアー
外国人社員で、長く働いていらっしゃる方は何年くらいですか?
三浦
ヒエンというベトナム人の社員が5年くらい勤めてくれています。彼はもう一人で管理の仕事をしています。
インタビュアー
え?!管理の仕事ですか?それはすごい!言葉の問題は大丈夫なんですか?
三浦
それが意外となんとかなっています。
5年いるからけっこう喋ることはできますし、発注主のお客様が驚いて感激してくれます(笑)
しかも、ヒエンは技術力もあるし、現場をちゃんと収めることができるので、その仕事っぷりをみて「彼はプロフェッショナルだね」とお褒めの言葉をいただいています。
そういう言葉を聞くとニヤニヤしてしまいますね。「でしょ〜?」って。(笑)
インタビュアー
現場管理って日本人でもコミュ力が求められますし、誰でもできることではないですよね。言葉の壁がありながら5年でそのスキルを習得したのはすごいと思います。
三浦
彼らは技術を学ぶために日本に来ているので、意欲がすごいですよ。
意欲さえあれば言葉の壁なんてどうにでもなるということを証明してくれています。
どんどん吸収して、いつの間にかいろいろなことができるようになっているんだろうと思います。
インタビュアー
なるほど。学ぶ意欲が大事なんですね。

【外国人社員が土木工事で大活躍!】
今と昔でこんなにも違う!外国人社員は超戦力

インタビュアー
OPENでは外国人社員さんが大活躍していますが、建設業全体としてはどうなのでしょうか。外国人社員に対してどのようなイメージを持っているのでしょうか?
三浦
正直言って、重要な仕事を任せられるように、ちゃんと育てている会社はまだまだ一部だと思います。
手元、つまりサポート業務をやってくれる存在ってくらいに考えているのではないでしょうか?
こういう言い方はあまりよくないかもしれないけれど、「安い労働力」だと思っている人たちも一定数いるかもしれません。そんな扱いをしていたらこの先立ち行かなくなると思います。
インタビュアー
OPENとしての見解は?
三浦
全く逆で、「安い労働力」どころか、「自社の発展に貢献してくれる超戦力」ですね。

さっきも言いましたが、彼らは本当に優秀でやる気もある。もちろん個人差はあるけれど、日本人と外国人を分けるものは何もないと思います。要はその人次第ってことだと思います。

建設業は人手不足だから、外国人の人材がこれからもっと流入してくるだろうし、そうなった時には彼らが会社を選ぶようになるでしょう。もうそうなっているのでしょうけれど。
OPENでは、日本人の職人と外国人の職人を完全に対等にみているので、能力があれば職長だって現場管理だってやっていただきます。

これからの時代は、むしろ外国人から選ばれる会社になるように努力していかないと、生き残れないと思います。

【外国人社員が土木工事で大活躍!】
外国人から選ばれる企業になるためには

インタビュアー
外国人から選ばれる企業になるために、OPENとしてどのような取り組みをしていますか?
三浦
外国人から選ばれるために……というわけではないですが、魅力的で働きがいのある会社にすることは常々心がけています。
おかげでここ数年は離職率も低いし、みんな自分なりに目標を立てて頑張っている印象ですね。
インタビュアー
なるほど。離職率が低いのは会社として嬉しいことですよね。
三浦
具体的には入社する時にまずうちのことを十分に理解してもらう。伝えられることは全部伝えるようにしています。
それから試用期間中に、その人が何ができるかをしっかりと見極めます。これが重要ですね。
社長の仕事って、一言で言うと適材適所を見抜くことだと思います。
インタビュアー
わかります!
三浦
もちろん中には試用期間中に「やってみたけれど仕事が自分には合わない」と辞退する人もいます。それくらい慎重に本採用する人を決めるので、実際に入社してから辞める人はほとんどいません。

もし、入社してから辞めるとなっても、お互い嫌な気持ちになってグダグダな関係で辞めていくみたいなことはないですね。
 
少し前に飲食の仕事がやりたくなって辞めた人がいるけれど、その人が時々差し入れ持って遊びに来てくれます。
しかも辞めたのにOPENのユニフォームを着ているんです(笑)普段着…?(笑)それ着て変なことしないでね、なんて冗談を言っています。
そうやって人付き合いもできるし、めちゃくちゃいい子。

インタビュアー
人として素晴らしいです。尊敬します。

【外国人社員が土木工事で大活躍!】
OPENが向かう先

インタビュアー
OPENの今後のビジョンなどをお聞かせください
三浦
優秀な人材が自然と集まってきて、良いうねりを作っていきたいですね。
個がしっかりしていて、絶妙なバランスで自走するような組織になれば理想です。
インタビュアー
確かにそれは理想ですね。
三浦
でも、実際に今までにないような人材からの応募がくるようになってきています。
この前なんか、国立大学の建築学科卒業で、ゼネコンにいた人から応募がきてびっくりしました。
え!?本当にうちなの?って思いました(笑)

聞くと、その人は土木の職人として独立したいらしく、OPENのHPを見て「ここなら学べそう」と思って応募をしたんだそうです。
目標がしっかりしているし、知識も経験も申し分ないので、そういう人がどんどん集まると嬉しいですね。

インタビュアー
職人としての仕事以外にも現場管理や施工管理などもできそうですね。
三浦
そうなんです。そういう人が入ると、良い意味で会社のパワーバランスが変わってきますね。
インタビュアー
先ほどおっしゃった、適材適所ですね。
三浦
そうなんです。こっちの采配とマネジメントなんですよね。それがピタッとはまると好循環になります。
いつもそればかり考えていますね。ずっとパズルをしているような感覚ですね……。

OPENには幸いにも仕事がたくさんあるので、後はそれをどう回すかだと思います。
OPENのメリット、お客様のメリット、それから社会のメリット、つまり三方良しってことなんですが、その三方が歪んでないかなっていつも気にしています。

バランスが大事ですから。

とにかく急がずに、ゆっくりでいいから会社を成長させていきたいですね。実際に成長していってると実感しています。僕にしかわからない速度ですが。

インタビュアー
その成長の一端を担うのが、外国人社員ってわけですね。
三浦
うまくまとめましたね(笑)。
でも、本当に外国人社員には期待しています。彼らにもっと活躍の場を提供できるよう、OPENもガンガン仕事をとらないといけませんね。
インタビュアー
期待しています!

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